ソーラーパネル対決!国内メーカーVS海外メーカー

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メーカーの選び方の基礎知識

サービス拠点の多い国内メーカー]
          VS
保証期間が20年超もある海外メーカー]

 

メーカー選びは、予算や設置環境により異なるので、時間をかけて確実に。

 

国内メーカーと海外メーカーはどちらがよいのか?

 

自宅にソーラーパネルを導入しようと、色々と情報収集をしていると、メーカー選びに迷います。家電製品ならば、毎日使っているので機能などがわかりやすいので、選ぶ際は見た目や性能を比較するのも難しくないです。

 

しかし、太陽光発電は、比較検討をするのが初めての方には非常にわかりずらい商品になります。

 

メリット・デメリットはありますが、どの価値観で選ぶかでメーカーは決まります。最近ではキューセルズや他の海外メーカーの倒産や破綻が目立っていますので、価格面だけではなく、そういったリスクも考えておく必要があります。

国内メーカーのソーラーパネル

国内には多数の、太陽光発電を取り扱うメーカーはありますが、代表的なメーカーを挙げてみると以下のようなメーカーがあります。

 

シャープ、Panasonic、京セラ、三菱電機、東芝、ソーラーフロンティア(旧昭和シェルソーラー)など

 

国内メーカーのメリット

「サポート拠点の充実!」

 

日本国内にある多くの販売店、各地域の取引先企業が施工や、その後のトラブル、点検にあたっています。近所に太陽光発電を販売しているお店がなくても、安心してソーラーパネルを導入できます。

 

「企業に対し、家電などの実績から親近感がある!」

 

国内の太陽光発電メーカーを見てみると、家電メーカーとして見覚えのあるメーカーも多いですね。また、ソーラーフロンティアのように、ドライバーの皆さんにお馴染み、昭和シェルの関連会社が母体の会社もあります。

 

国内メーカーのデメリット

「海外メーカーに比べて、導入費用が高くなる傾向がある」

 

メーカー希望価格 最大出力 ※@ 変換効率 ※A
パナソニックHIT233

(国内)

152,250円

233W

18.2%

サンテックパワーSTP-S24/Ad+

(海外)

133,665円

190W

14.9%

※@最大出力…JIS規格(製品のバラつきを抑えるために、国で制定した製品比較の指標)による太陽光パネルで発電できる一番パフォーマンスが良い状態の時の性能。数値が高い方がいい。

 

※A変換効率…ソーラーパネルが受け止めた太陽光エネルギーをどの程度ロスすることなく家庭で使える電気に変換できるかを表した数値

 

太陽光発電では、ソーラーパネルの性能が良いとそれだけ発電量が増えます。

 

特にパナソニックのHIT(ヒット)という太陽光電池は性能(最大出力、変換効率)は良い分、価格は高くなります。屋根に十分なスペースがあり、導入費用を安くしたい場合は、海外メーカーの方が良いでしょう。

 

保証期間の平均は10年。海外メーカーよりも短い

 

国内の太陽光発電メーカーの保証期間は10年間が多く、海外メーカーの「25年保証」と比較すると、やはり見劣りします。

 

保証期間が海外メーカーよりも短いという反面、シャープのWebモニタリングサービスなどのように、メーカーがインターネットを使って太陽光発電の異常を察知し、すぐに対応するというきめ細かさが国内メーカーの強みかもしれません。

 

シャープ Webモニタリングサービス
(別途申し込みが必要)

 

多くのサービス拠点による、強い安心感がある国内メーカーだが、導入費用や保証期間の点では海外メーカーの方が有利です。

海外メーカーのソーラーパネル

2000年代を境として、1999年に世界第一位の生産量を誇った日本を追い越す形で、海外メーカーが力をつけてきました。

 

1998〜99年には、京セラが世界で最も太陽光電池を生産していましたが、今や、アメリカのFirst Solarや、中国企業のサンテックパワーが世界の太陽光発電の上位にいる状況となっています。

 

そんな中、日本にも海外メーカーが続々と参入してきています。代表的なメーカーを挙げると以下のようなメーカーになります。

 

サンテック(中国)、サンパワー(アメリカ)、カナディアンソーラー(カナダ)など

 

海外メーカーのメリット

「導入費用が低く抑えられる!」

 

国内メーカーは性能が良いなどの利点がありますが、導入費用が若干高めです。それに対して、海外メーカーは性能を抑えて、価格も安く導入しやすいラインナップをしています。

 

「圧倒的な長期間の保証がある!」

 

各メーカーの出力保証期間

 

メーカー名 本社拠点 出力保証期間
サンテックパワー 中国 25年
カンディアンソーラー カナダ 25年
トリナソーラー 中国 25年
パワコムソーラー 台湾 25年
サンパワー(東芝採用) アメリカ 10年

 

国内メーカーでは10年が多い保証期間も、海外メーカーでは20年以上の保証期間を用意している会社が多いのが特徴です。しかし20年保証期間があるから故障がなく丈夫なわけではありません。おそらく、日本市場での実績の少なさなどから製品に付加価値をつける意味合いがあると思われます。

 

海外メーカーのデメリット

「アフターケア対応に時間が掛かる場合も」

 

国内メーカーに比べ、参入間もない海外メーカーは、国内に少ない拠点しか持た無いケースもあります。そのため、国内メーカーのように迅速な修理などの対応が望めないこともあるでしょう。

 

「急な日本市場からの撤退もあり得る」

 

こういうケースは各社の競争の激化や、企業の資金繰りの問題が多い今、珍しくありません。国内では、サンヨーがパナソニックに吸収され、サンヨーの太陽光発電は、Panasonicブランドで販売を継続しましています。

 

しかし、ドイツのQセルズは2011年5月の日本市場参入から、わずか1年足らずで経営悪化を理由に破産手続きに入りました。(Qセルズジャパンは独立した法人のようで、今回の本社の破産の影響はないようでが、やはり心配です。)

 

参考:Qセルズジャパンの事業継続

 

 

「日本初参入の企業も多く、なじみが薄い」

 

世界的にも、特に中国系企業が販売数を増やしており、今回、ドイツ企業のQセルズが破産手続きを行ったのも、それが原因ではないか?とも言われています。
(2007、2008年ごろまでは、Qセルズは世界一の生産実績がありました。)

 

馴染みの薄い会社だと、色々と不安はつきものですが、カナディアンソーラーのように、国内の自社研修施設で、施工業者へ研修を行い、IDを発行するなど、品質を向上させる努力をしている企業が多いのも特徴です。

 

導入費用が安く、長い保証期間が魅力だが、海外企業ゆえの撤退の可能性、対応力不足の心配アリ

的確なアドバイスで「自分に合った」太陽光を!

サポート 性能 保証 価格
国内メーカー
海外メーカー

 

国内メーカーと海外メーカーはそれぞれにメリットとデメリットがあります。

 

性能が良くサポートも安心の国内メーカーですが、導入費用はまだまだ誰でも気軽に検討できるものではありません。海外メーカーの参入によって、今後ソーラーパネルの価格が下がることも考えられます。

 

圧倒的な長期保証をしている海外メーカーも、撤退のリスクなどがなければ非常に良い選択肢と言えます。

 

価格だけで決めても心配が残りますし、性能を求めても導入費用がかさみます。

 

的確な太陽光発電の導入には、プロのアドバイスと現地の見積もり調査が必須の条件となります。