自宅の屋根にソーラーパネルは設置できるか?

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私の家には取り付けできるのかどうか?ソーラーパネルの設置事情  

屋根の形・出入口・落雪…注意点はたくさん!

 

太陽光発電の取り付けの際には施工業者や営業担当者がしっかりと現地調査をします。

 

これは、ここの家屋の状態を把握しないと太陽光発電の設置は難しいからなのですが、屋根の形によって取り付けられるソーラーパネルも変わってきます。

 

屋根の形??

 

「屋根の形なんて関係あるの?」と思った皆さん、屋根の形はとても重要なんです。
例えば京セラのサイトを見てみるとこんなふうになっています。

 

ソーラーパネル 京セラ

 

屋根置き型、新築・既築はわかるかと思いますが、その後は見慣れない言葉が並んでいます。これは屋根の形状を現しています。ちなみに、屋根一体型と屋根置き型ではそれぞれコスト面(設置費用・税金)にて違いがありますので理解しておかなければなりません。

 

<屋根置き型と屋根一体型の違い>

屋根据え置き型

 コスト安い、台形パネルの設置で屋根を有効活用、税金は基本かからない

 

屋根材一体型

 コスト高、見た目重視、税金がかかる

 

屋根の形状

屋根の形状

 

屋根の形状にはこのように名前がついており、各メーカーごとにWebサイトで対応する屋根の形を示していることもあります。対応する屋根が分かったら、後はそれにあったソーラーパネルを選ぶだけです。

 

出入口がある方角の屋根には取り付けられない

これは落雪などの恐れがある地域の場合ですが、出入口がある方角にソーラーパネルを取り付けると大きな事故につながることがあります。

 

豪雪地帯で一般的な屋根にあがっての雪下ろしも、ソーラーパネルの上に降り積もった雪は基本ノータッチです。(ソーラーパネルをスコップなどで傷つけて事故につながるので)

 

そのため、設置できるスペースを十分に活かす必要があるのです。

 

太陽光発電協会(JPEA)ソーラーパネルからの落雪事故防止について

 

落雪を考えて少なめのパネル設置枚数を

ソーラーパネルを豪雪地域で取り付けるにはパネルにより雪の落下の恐れが高まるので、パネルを多く設置すれば良いというわけではありません。安全面から設置パネル枚数を減らすなどの必要性が出てくるのです。

 

<太陽光パネルと雪の滑走距離による飛距離の違い>

太陽光パネル 落雪距離 イラスト図解

特に雪が濡れている状態の場合、雪の下に水の層ができ、飛距離が増えますので考慮しておかないといけません。

 

落雪で周辺の家や車などに被害が出てしまうとその弁償費用が大変です。しっかりと地域性を理解した施工業者の選択というのも必要です。

ソーラーパネルの重量<各社の違い>

太陽光発電の設置枚数が多くなれば発電量は増えます。しかし、見積り時に期待していたよりも設置できるパネルの枚数が少なくなることもあるのです。

 

屋根や建物への影響を考えるとできるだけ軽いソーラーパネルを設置したいものです。ここではメーカーによって違ってくるパネルの重量について考えていきましょう。

 

ソーラーパネルの重量はパネルの大きさに比例する?

 

「もちろん太陽光パネルの重量は大きさに比例します。

 

   しかし、重量以上にパネル1枚あたりの変換効率が重要です。」

 

変換効率は各メーカー全く違います。発電量が多いパネル・変換効率の良いパネルを選択すれば屋根への負担も少なくなるという訳です。

 

変換効率が良いパネル
メーカー パネル種類 変換効率
東芝  SPR-240NE-WHT-J 22.6%
Panasonic HIT240 18.7%

 

中でも東芝ではメーカーサイトにてソーラーパネルのコンパクト化についてアピールしています。

 

ソーラーパネル 東芝 HIT240W

 

発電量が多いパネル

メーカー パネル種類 発電量
長州産業 CS-260C11 260W
カナディアンソーラー CS6P-255MM 255W
Panasonic HIT240 240W
京セラ KS240P-3CF2CE 240W

 

パネル一枚あたりの発電量が200W近いメーカー

Panasonic、SHARP(195W)、東芝、京セラ、長州産業、カナディアンソーラー

 

3.0kw程度の太陽光パネルを屋根に設置するとした場合の比較

1枚あたりの重量 3kw程度設置時の枚数(発電量) 3kw程度設置時重量(パネルのみ)
長州産業 CS-260C11 260W 18kg 12枚(3.12Kw) 216kg
カナディアンソーラー CS6P-255MM 20kg 12枚(3.06Kw) 240kg
パナソニック HIT240 240W 14kg 13枚(3.12Kw) 182kg
京セラ KS240P-3CF2CE 240W 16.5kg 13枚(3.12Kw) 214.5kg

 

上の表で、各メーカーほぼ同じ発電量で計算した場合、パネルのみの設置時で重量に違いがあります。これがソーラーパネルを重量だけで選んではいけない証明です!

 

パナソニックで182キロ、カナディアンソーラーでは240キロ、その差は58キロもあります。

 

実際は架台(ソーラーパネルを屋根に取り付ける台)もありますから、もっと多くの重量が屋根に負担となるのです。

 

発電量が多ければ電力会社に販売できる売電の利益も多く期待できますが、価格も含めよく検討しましょう。